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レジ袋有料化 エコバックって実は汚い!?

2020年7月よりプラスチック製ビニール袋の有料化が義務化になりました。

地球温暖化対策の一環として掲げられた内容となっておりますが、レジ袋が有料化してエコバックをお持ちの方も多いと思います。使いまわしているエコバックがどのくらい汚れているがご存知でしょうか?

■細菌が17万個以上!エコバック

最近ではスーパーで回りを見渡せば、多くの人がエコバックに食品を詰めて持ち帰っています。

・使いまわして食品を運んでるけど…きれい?

・「同じ物を毎日使ってるけど、衛生面は大丈夫?」

・「洗ったり、除菌は必要?」

こんなことを考えたことはないですか?食品を持ち運び使いまわすエコバックの衛生に関して、不安になる点があります。何度も使いまわしたバックははたして、衛生的なのでしょうか?今回は菌数を検証することで、エコバックの使い方や衛生面を今一度見直してみましょう!

■実際にエコバックの菌数を測定!

・未使用と2か月使用したものを測定

エコバックを①未使用、②使用後(2か月間)それぞれ持ち手部分と底の部分を合計4か所菌数の測定を行いました。

使用前
使用後

・未使用:560個 使用後(2か月):161,550個

2か月で200倍以上も増えていました!すべてが有害な菌ではありませんが、普段食品を入れているバックに17万個/gも菌数がいるのは驚きですね。普段使用していく中で、食材料からの水分や汚れ、手垢などで菌が存在しやすい環境になっていたと考えられます。

■エコバック除菌してみました!

2か月使用したものを除菌してどのくらい効果があったか見てみましょう!

・除菌後の菌数と減少率

・驚くべき除菌効果

注目すべきは除菌剤を噴霧した後は菌数が半数以上も減少している点です。こちらは水洗いや洗濯などせず、汚れた状況のバックをそのまま除菌しました。           

■参考

今回除菌に使った除菌剤と菌数を測定する機械をご紹介します。

・迅速検査機【バクテスター】

「菌数ってどうやって調べる?」「時間かかりそう」

そう思う方も多いと思います。通常菌数を調べるには技術と時間がかかります。菌数を測定する機械は今回の測定は迅速検査機【バクテスター】を使いました。

  1. 一般細菌を1個からカウント出来る
  2. 結果が5分で分かる
  3. 専門知識が不要で、持ち運び可能

通常、菌は48時間待たないと計測ができません。通常48時間かかるところ、5分で菌数の測定が可能なため食品工場から飲食店、除菌メーカーで多数導入が進んでいます。

〇迅速検査機【バクテスター】
https://mhaccp.jp/bactester/

・クロラス除菌ウォーター

「除菌剤っていろいろ聞くけど、結局なにがいいの?」

現在は様々な除菌剤が販売されています。除菌したいもの、用途に合わせて使い分けましょう。今回はクロラス除菌ウォーターを使用しました。食品添加物として厚生労働省から認められ、安心安全の除菌剤です。一般家庭から病院、食品工場など幅広く導入されています。

https://mhaccp.jp/devirus/

■まとめ

普段食品を運ぶエコバックにたくさん菌がいるなんて驚きですよね。定期的な洗浄・除菌を心がけましょう。

エコバックを清潔に保ち、安心安全な食品を食べましょう!

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この記事を書いた人

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