コロナウイルスの感染拡大によって減っていた客足が戻りつつあるところでしょうか。感染症対策への意識も薄れつつありますが、より慎重にできる対策を実行していきましょう。
飲食店が独自で行える感染症対策についてお話します。
■継続しよう!感染症対策
・人の間隔をとる、接触を減らす。
一番有効な対策は人同士の接触を避けることです。できることはたくさんあります。
- お客さんが向き合うようなレイアウトを避ける。
- 客席同士の距離を開ける。(理想は2メートル)
- 複数人が席に着くテーブルはパテーションなどで区切る。
- 列になる場合は床にテープなどを貼り距離を保つように誘導する。
- 接客は正面でなくお客さんの側面で立って行う。
- フェイスガードを使用する。
- 会計時の受け渡しはトレーで行う。
- トイレの手洗い後は使い捨てペーパーを使用する。エアータオルは使用しない。
- 客席の調味料入れは極力小分けのものにするか、定期的に容器を除菌する。
- 大皿料理ではなく個別盛りの料理にする。
- 会話より食事に集中してもらえるよう促す(BGMを流す、ポスターなどで啓発する)
・ウィルスを入れない。
店内にウィルスを持ち込まない環境を作ることも大切です。
- 出入口やトイレなどに除菌剤を設置する。
- 入店前に体温確認などを行う。
- 体調不良(咳や熱など)がある人は入店を断る旨を掲示する。
- 体調の悪い従業員は休ませる。
・ウィルスを室内に留まらせない。
飲食店では人がたくさん出入りするため、全くウィルスを持ち込まないようにするのは不可能でしょう。持ち込んでしまったウィルスを除去しましょう。
- ドアや窓を開けて営業する。
- こまめに換気を行う。
- お客さんが入れ替わるたびにテーブルや椅子、を消毒する。
- 接客時・調理時はマスクを着用するようにする。
- 空気中のウィルス等を不活化できるシステムで空間の感染リスクを抑える。
■店舗に合わせた最適な対策を
「既にやってる!」と思ったことも多いと思いますが、今一度感染症対策を見直しましょう。
上記にあげた対策をすべて実行することは、店舗によってはかなりハードルが高いかもしれません。それぞれのお店で経営状況も、店内のレイアウトも違いますが、これらの中でできることをピックアップして最大限の対策はすべきです。
感染症対策がバッチリでみんなが安心して来店できる店舗を目指しませんか?